人気ブランドの偽物 販売目的で所持の疑い 4人逮捕

海外の人気ブランドの偽物の商品を販売する目的で所持していたなどとして、大阪の衣料品販売業者ら4人が、商標法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。

 

逮捕されたのは、大阪市中央区の衣料品販売業、A容疑者(63)と、大阪市北区の繊維加工業、B容疑者(78)ら、合わせて4人です。

 

警視庁の調べによりますと、4人は去年11月、イタリアに本社がある人気ブランド「モンクレール」の偽物のパーカーなど、およそ900点を販売する目的で所持していたなどとして、商標法違反の疑いがもたれています。

 

警視庁によりますと、調べに対し、4人はいずれも容疑を認めているということです。

これまでの調べで、A容疑者の会社がブランドのタグやマークとともにパーカーやTシャツを仕入れ、B容疑者の会社で縫い付けて偽物を製造していたということです。商品はインターネットのオークションやショッピングサイトに出品し、一着2800円で仕入れたパーカーを4万円から7万円ほどで売っていたということです。

 

警視庁は、偽物の商品やタグなど3000点余りを押収し、4年間で1800万円を余りを得ていたとみて調べています。(NHK NEWSWEB 2016年(平成28年)2月19日)

 

模倣品ですが、一着4万円から7万円ほどで売っていたそうです。モンクレーは、顧客吸引力が高いですね。原価率も4~7%くらいなので、ボロ儲けしていたようです。