キヤノン「スピードライト600EX-RT」の模倣品が見つかる 肝心の電波通信が非搭載

画像は純正品の600EX-RT
画像は純正品の600EX-RT

キヤノンは6月25日、Webサイトに「一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ用 アクセサリー スピードライト600EX-RTの『模倣品』に関するご注意」を掲載した。


同社クリップオンストロボ「600EX-RT」の模倣品が海外Webサイトで販売されており、キヤノンのロゴや商標を不正表示し、商標権を侵害しているという。


これら模倣品は、純正品に本来搭載されている電波通信ワイヤレス機能が搭載されておらず、また同社の安全基準も満たしていない。仮に発火・発煙などが起きても、模倣品による事象については同社が責任を負えない点を告知している。


600EX-RTは、キヤノンが2012年に発売。同社クリップオンストロボの最上位モデル「580EX II」の後継機種にあたり、新たに電波通信による多灯ライティングや、600EX-RTを装着したカメラを別の600EX-RTからレリーズするといった操作にも対応した。実勢価格は税込5万5,670円前後。


ストロボは発光のために高電圧でチャージする。事故予防のためにも、信頼できるメーカーのものを選びたい。(デジカメWATCH 2015年6月26日)


 模倣品が海外で見つかりました。日本に入ってきているかは、まだ不明です。水際対策が望まれます。