電動歯ブラシ:粗悪なニセ物1万7000セット売りさばき

 独・ブラウン社製の電動歯ブラシ「Oral(オーラル)−B」の替えブラシの偽物を販売したとして、埼玉県警生活環境2課は2日、日用雑貨輸入・販売会社「HNS」(同県川口市西川口2)社長(46)ら男女5人を商標法違反の疑いで逮捕した。2012〜14年に約1万7000セットを販売し、約1200万円を売り上げたとみられる。


 逮捕容疑は13年12月〜14年1月、群馬県の男性(当時55歳)ら3人に替えブラシの偽物8セット(2〜3本で1セット、販売額計約8000円)をインターネットのショッピングサイトで販売し、ブラウン社と親会社の商標権を侵害したとしている。


 同課によると、偽の替えブラシは毛が不ぞろいなうえ回転中に壊れるなど粗悪品だった。これまでに千葉県と東京都の男性2人から「使用中に柄の空洞からスプリング状の金属棒が飛び出し、口の中を切った」といったけがの被害情報が寄せられているという。(毎日新聞2015年3月2日)


使用中に口の中を切ってしまうとは、酷い粗悪品です。商標には品質保証機能があるので模倣品に付与されても消費者は信用してしまいます。モラルを持って欲しいものです。